庫内環境の改善により賞味期限が2倍の2週間まで延長!!!
ベルトの脱輪が頻繁に発生し、コンベヤ運転に支障をきたしました。
緊急で出向しその都度修正しました。ベルト周りが氷まみれとなっておりプーリー溝が閉塞した状態でした。
原因を調査すると、本来、空気中の水分が吸着し氷が堆積しないように、水を噴射させて氷を融解させています。この機構は、1日14㌧も使うため、このお客様では節水の為、散水をしていませんでした。
氷のかき取り部品を追加し、ベルトの氷の蓄積を防ぎ、水の使用量を削減しました。
このことにより、上記の14㌧の節水に成功しました。
運用を確認していく中で、商品に対し、ベルトの剥離性を上げる融解装置に使用している散水ノズルの水量が余剰であることがわかり、改善策として散水ノズルの変更を実施しました。
商品がベルトから剥離するするために必要な、適正な水量を割り出しました。
さらに、また融解装置で利用する水を再利用するこも実施しました。
これにより、従来の融解装置の水量が1/5にまで減少し、1日11㌧の節水に成功しました。
従来の機能を利用しながら、トラブルをなくし、大幅な節水に成功